昨今のコーヒーに魅せられた皆さんにはご興味がないかもしれませんが、日本には何十年も前から独自の珈琲文化があります。もちろん全てがノスタルジックで素晴らしいものではありませんが、中には焙煎人の絶え間無い努力で生み出された独自の完全焙煎があります。
珈琲豆をお米のように洗う人、排気ダンパーをガチャガチャ常に動かす人、W焙煎という手法の人、25分焙煎する人、タイマーの代わりに踊りながらリズムを取る人(ほんと)など様々ですが、完全焙煎された珈琲は兎に角甘い。珈琲の酸は見事に煎り切られ僅かな焼け残りもお焦げも全く無いスーパークリーンである。もちろん濃厚な琥珀色の強いアロマは十分活かされ濃厚さは心地良く一口一口含む度に頭が勝手に縦に動いている。
旨いコーヒーはいつも心が笑顔になる。